1. 太陽電化工業株式会社
  2. サンルミナス
  3. 関連会社 有限会社サンルミナス

会社名有限会社サンルミナス
代表者代表取締役 伊藤 豪
所在地〒467-0845 愛知県名古屋市瑞穂区河岸一丁目5番1号
TEL&FAX052-821-1262
資本金300万円
売上高2,500万円(2024年度)
設立1984年1月
従業員数6名

クラウドファンディングにチャレンジしました!

2024年10月28日に支援を開始し、69人の支援により1,110,018円の資金を集めることができました。
皆様からの支援や情報シェアに改めて感謝致します。

プロジェクトは学生、障がいを持たれる方、地元企業がコラボすることによって実現することができました。
ぜひプロジェクトページや下部の内容についても見ていただければと思います。

CAMPFIREプロジェクトページはこちら
https://camp-fire.jp/projects/790685/view


購入等に関しては太陽電化工業ホームページの「お問い合わせ」から連絡いただければと思います。
https://www.plating.co.jp/contact/




卓越しためっき技術をもつ老舗企業による「幸せを呼ぶ金の折り鶴」


私たち有限会社サンルミナスは70年を超える歴史の中でめっき加工の腕を磨き上げてきました。わずか1000分の1mm単位の繊細な薄膜で、鮮やかな色見を出す優れためっき職人の技術は重要文化財の復元などにも用いられています。

技術継承の危機にあるめっき業界に活気を取り戻したい!という想いで、めっきの魅力が伝わるように一つ一つ手作業で丁寧に折り鶴を制作しました。
金色に輝く縁起物の鶴が、日々の暮らしに彩りと幸運をもたらします。


老舗めっき企業×大学生×障がい者で挑戦!


私たちのプロジェクトは、主催であるサンルミナス以外にも様々な人材の協力により実現をしました。

商品企画やクラウドファンディングページの作成は、私たちと志を同じくする地元愛知県の大学生3名が行っています。
また、銅板を折る一部の工程を障がいを抱えた方が担当しており、障がい者の雇用促進を目指しています。

様々な人の想いがこもった特別な折り鶴が一人でも多くの方の手に渡り、めっきの技術継承や、障がい者が働きがいのある環境づくりに貢献できることを願っています。





透かし彫りを施した高級感のある箱とともに折り鶴をお届けします。

箱は鶴を飾るディスプレイとしても使用可能です。



金色に輝く煌びやかな縁起物の鶴が、空間や気持ちに彩りを与えます。



ガラスケース(別売り)や和室などにも相性がよく、ワンランク上の高級感を演出してくれます。



1. 置き物・贈り物に最適な縁起物


鶴は古来より縁起の良い鳥とされています。様々な意味合いが込められており、様々な場面で贈り物として大切な方に想いを伝えることができます。



また、箱に施された模様は「青海波」といい古来より縁起の良い模様として知られています。
扇のような穏やかな波が広がっている様子を表しており、「末広がりの幸運」「未来永劫に続く平穏」などの想いが込められています。



2. 確かな職人技が光る金めっき加工


優れた技術を持つ職人が1つ1つ丁寧に金めっき加工を行っています。銅板でできた鶴の表面にわずか1000分の1mmという薄さでめっきが施され、滑らかな表面は光を反射し見る角度によって様々な表情を見せます。



愛知県内でこのような金めっき加工を行っている会社は数社しか存在しません。

サンルミナスは全国的にも卓越した技術を有しており、在籍していた職人が「平成12年卓越した技能者(現代の名工)表彰」「平成15年黄綬褒章」を国から受賞しており、高い技術力を受け継いでいます。
重要文化財やオリンピックメダルの復元などの実績もあり、金の折り鶴には卓越した技術の結晶が詰め込まれています。

3.ディスプレイとして使用できるこだわりの外箱

外箱には名古屋匠土産に認定された株式会社箱久の杉の木箱を使用しています。透かし彫りを施した蓋が特徴的で、杉の香りがする高級感のある仕上がりです。

名古屋匠土産 箱久 年輪の時 -光・香・響-
https://takumiyage.nagoya-cci.or.jp/hakokyu.html



また、箱の底面と蓋を組み合わせることで、和のテイストがする鶴のディスプレイとしても活用することが可能です。


4. 手作業で折られた世界に一つだけの鶴


折り鶴は一つ一つ手で銅板を折って作られています。一部の銅板を折る工程は障がいを抱えた方が、集中力や手先の器用さなどの特性を活かして担当をしています。手作業で折られた鶴にはそれぞれに個性が存在し、世界に一つだけの鶴をお届けします。



一つ一つ手作りのため、鶴ごとに立ち姿や、頭や尾の大きさ等が異なっています。
2羽以上を並べると鶴ごとの個性を感じられる温かみのあるつくりです。



商品の企画・開発にあたって、事前に数名のアンバサダーに商品をお渡ししています。






30年間で3,000社から1,155社に… めっき業界が抱える課題

昔は、家具から服のボタンまで、身の回りにあるものの多くにめっきが施されていました。しかし近年では、樹脂・塗装などの代替品や、安価な輸入品が登場し、装飾めっきの需要は大幅に減少し、高級家具の一部に使用される程度になってしまいました。
多くのめっき加工会社は下請け中心であり、価格交渉や販売先の開拓ができずに、30年ほど前は全国で3,000社ほどあっためっき会社も今では1,155社ほどになってしまいました。

サンルミナスも例外ではなく、売上は15年前の半分ほどになっています。私たちは、かつて国から黄綬褒章を受賞されたほど卓越しためっき技術を有していますが、このままでは伝統的なめっき技術を継承することが困難になってしまいます。
身の回りから姿を消してしまっためっきの魅力を届けたいという想いからこのプロジェクトはスタートしました。



「機能と高級感を両立」 めっきの魅力とは?


めっき業界に活気を。このプロジェクトにかける想い



金の折り鶴は一つ一つ手作りで、サンルミナスの技術が詰まっており、めっきの温かみを直に感じて頂ける製品となっています。

今回の製品を通してめっきの魅力を多くの方に届けると共に、業界全体に活気を取り戻す第一歩となれば、と思います。
めっきのイメージを一新して、めっき技術を継承する職人を志す人が増えたらより嬉しいです。




今回のプロジェクトを企画するにあたって、大学生の若い力だったり、スキル、発想を活かしてほしいと思い、このプロジェクトに起用することにしました。
商品のコンセプト設計や、記事の作成、写真の撮影などを担当してもらっています。

元々下請けが多いめっき業としては、新しいモノを作り、生み出すことが苦手な面があります。ですので、その辺りを学生さんたちに任せることにしました。学生さんたちにとってこのインターンが良い経験となれば、という想いもあります。







厚生労働省によると令和3年の障がい者(終了継続支援B型事業所)の平均工賃はおよそ月15,000円となっており、障害を抱える方が自立することは大変困難だといえます。

しかし、障がい者の方も大変丁寧に仕事に取り組んでおり、今回のプロジェクトでは銅板を鶴の形に折り曲げる仕事をお願いしています。
このプロジェクトが成功し、障がい者の方々の個性を活かし、十分な賃金を支払えるようなモデルケースとなることを目指しています。



商品仕様

■折り鶴
サイズ:幅×奥行×高さ:約115mm × 約55mm × 約58mm
素材 :銅板、ニッケルめっき、金めっき 

■木箱
サイズ:- 小(1羽セット) 幅×奥行×高さ:約117mm × 約117mm × 約79mm(外寸)
   :- 大(2羽セット) 幅×奥行×高さ:約221mm × 約117mm × 約79mm(外寸)
素材 :秋田杉(表面にガラスコーティングを施しています)

■付随品
・座布団  縦×横:約55mm × 約55mm (1羽につき1枚)
・立札 幅×奥行×高さ:約30mm × 約29mm × 約60mm

Q&A

Q.折り鶴の手入れの方法を教えてください
表面にほこりがたまったり、汚れが付着したりした場合に柔らかい布で表面を拭き取ってください。

Q.返品・交換の対応はありますか?
商品に不備があった場合に限り返品・交換をさせていただきます。
<連絡先:info@plating.co.jp>

Q.商品の設置・保管場所について注意事項はありますか?
直射日光は避けるようにお願いいたします。
また、ガラスケースやアクリルケース等に入れて設置すると、お手入れの負担を減らすことができます。

Q.めっきに傷がついた場合に修繕することは可能ですか?
可能です。
下記連絡先までお問い合わせください。めっきにかかる費用と送料につきましては、ご支援者様の負担となることをご了承ください。
<連絡先:info@plating.co.jp>

注意事項

・折り鶴は一つ一つ手作業で制作をしているため、出来栄えに多少のばらつきがございます。


・折り鶴に強い力が加わると、曲がったり折れたりする場合がございます。
・折り鶴の羽や尾の先端部分で手を切らないよう取り扱いにご注意ください。
・お子様の手の届かない場所に設置、保管をしてください。
・木箱の透かし彫り部分に強い力が加わると破損をする場合がございますのでご注意ください。

最後に

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。

このプロジェクトは、長年受け継がれてきた技術を途絶えさせないように、めっきの魅力を広く伝えたいと思いスタートしました。
また、プロジェクトには多くの方が協力いただき、めっき職人だけでなく、商品を企画した大学生や、折り鶴の制作に携わる障がい者の方などの様々な想いが折り鶴に込められています。

金の折り鶴を大切な方にプレゼントしたり、部屋に飾ったりすることで、少しでも多くの方にめっきの魅力をお届けできれば、一同心よりうれしく思います。

記事掲載について


2024年11月21日 産業新聞社さん
2024年12月11日 中部経済新聞社さん
2024年12月24日 中日新聞社さん
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購入等に関しては太陽電化工業ホームページの「お問い合わせ」から連絡いただければと思います。
https://www.plating.co.jp/contact/